2014年8月7日木曜日

3号機炉心溶融、推定より4時間早かった…東電







上の資料の元は東京電力の資料とみて間違いないでしょう。
私はしろうとなので出所がわからなくなってしまいました。

逃がし安全弁は燃料を浸す水の水位が低くなるのを避けるために自動的に一時開くことがありますから、逃がし安全弁が開いたのは事実かもしれません。可能性は低いですが・・

図中の説明では逃がし安全弁を開いたとしていますが、常識的にベントもせずに圧力容器の逃がし安全弁は開きません。
格納容器が壊れてしまうので自殺行為です。
逃がし安全弁を開ける前にベント弁を圧縮空気で開けて、逃がし安全弁を開けばラプチャ-ディスクが壊れてベントが完成して核燃料は守られるはずでした。
東電の説明は全く説得力がありません。
上の図を拡大してみましょう。

中間報告によると13242分冷却装置であるHPCIを手動で止めたとなっています。
理由は原子炉圧力が0.80.9MhPa gageだから消火ポンプ(D/DFP)でも注水可能と判断したからだそうです。
しかし、消火ポンプの吐出圧力は0.69MPa gageですから注水可能と判断できる訳がなく、さらに単独で行動する訳がありません。
もともと消化ポンプですから火災ようで、圧力容器に注水する設備ではないのです。
(ディーゼルの注水設備は新しい基準で設けられているのか?)
私は当初発表していた冷却装置であるHPCIが自動停止し、メルトダウンが始まったと思います。

記事では
冷却装置であるHPCIが止めた7時間前からHPCIが機能していなかった可能性があることがわかった。
しかし、圧力容器の圧力は低いままで機能してなかったとは思えません。
デタラメだと思います。
HPCIの動力源は圧力容器との温度差です。
同じ温度に近づくと冷却装置であるHPCIは止まってしまうのです。
止まれば、数10分程度でメルトダウンが始まると思います(記憶はさだかではありませんが・・どこかで書いたと思う・・;)。
やはり、ドライウェルの圧力が上がったのはメルトスルーだと思います。

2013年12月20日金曜日

福島第一原発4号機火災、鎮火か 消火作業に米軍

福島第一原発4号機火災、鎮火か 消火作業に米軍


4号機の燃料プールにヘリコプターで水を入れようとしたのを憶えています。
ヘリコプターには放射能を遮蔽する鉛を積んでの作業だった記憶しています。
裏ベントで爆発した4号機に飛び込んだアメリカ兵の方が心配です。


2013年4月20日土曜日

核兵器廃絶と原発推進


過日会った時、原発の話になったのを不思議に思いました。
私は面白半分でブログ「空気の不思議」を書いています。
内容は気象関係が中心ですが、原発についても書いています。
申し訳ありませんが、そのブログのネタとしてこのメールを利用させて下さい。
都合が悪ければ連絡下さい。

水素爆発などのTV解説にイライラしたのを憶えています。
 全く理解できなかったので、3.11のころブログもネタ切れで、恥のかき捨てで原発について調べることにしました。
 読みにくいですが、事故に対する私の考え(妄想)は「逃がし安全弁非常用復水器、原子炉隔離時冷却系、」「ベントとは何か?」が比較的まとまっている方だと思います。
 水素爆発については「爆発水素」「裏ベント一考」を見て下さい。

さて、原発について調べていくと、核燃料が見かけ上、コストが安いと認めることになりました。ちょっとショックでした。
何故安いのか?と考えると米ソの核兵器削減がひらめきました。
ブログでおっかなびっくりでチクったとき、野田元総理と石原元都知事の顔が白く見えたのを憶えています。
ブログは削除しましたが、廃棄ミサイルが燃料にされていることはあまり知られていないだけで秘密ではありませんでした。(日経新聞は報道しました。)
野田さんは一応原発を無くす方向、元気な石原さんはミサイルを作りたがっているように思えます。
また、だれもフォローしてくれませんがたまにツイートもしています。
千石さんが「原発をなくすのは集団自殺するようなもの」に対し「原発の燃料は廃棄核兵器、だから安い」
アーミテ―ジさが「日本に溜まったプルトニュウで原爆を作る気か?」に対し「日本に溜まっているプルトニュウムでは核ミサイルは作れない」
こんな感じでツイートしました。
このあたりの事情は報道されませんのであまり話題になっていません。
(共産党が何故ばらさないのか不思議ですが?今、政治家はみんな知っていると思います。)
今までも少し書いたのですが、もう少し分かりやすく書きたいなあと思っていました。
そこで、このメールを利用したいのです。
最初にウランとプルトニュウの基礎知識が必要です。
この程度のことはご存じかもしれませんがブログ用だとしてご容赦願います。

1.ウランとプルトニュウム
単純に核ミサイルはウランを使うものとプルトニュウムを使うものがあるとしましょう。
ウランとプルトニュウムには同位体と言うものがあって、ミサイルなるものとならないものがあります。

11ウラン
まずウランですが、採掘されてイエローケーキとか言う原材料が作られます。実際の色はグリーンなどもあるようで侮蔑的な呼び名かもしれません。私は家畜人ャプー(沼昭三著)のヤップミルクを連想しました。
イエローケーキからウランを取り出すウランの99%が直接ミサイルにはならないものです。
ウラン型のミサイルをつくれば大量の直接ミサイルにならないウランが必然的に生産されます。
このウランの半減期は44億年だそうです。

12プルトニュウム
直接ミサイルにならないウランはスリーマイル型(コールダ―ホール型)の原発でプルトニュウムにされます。
北朝鮮はこの段階に入ったみたいでプルトニュウム型のミサイルを量産できるステップに入ったと言ったところでしょうか?
作り始めたら、北朝鮮への爆撃が現実味をおびると思います。
プルトニュウムもミサイルになるのとならないものがあります。
原子量が1しか違わないので、あとで分離するのは非常に困難です。
「お金がかかりすぎるので現実的にミサイルはつくれません。」
ですから、2種類の混合プルトニュウはミサイルに適した比率の時に取り出されます。
この比率を超えると、ミサイルにしても暴発してしまうそうです。
ミサイルを作ったはいいが、何時爆発するかわからないってことらしいです。
スリーマイル原発は原発と言うよりプルトニュウム製造工場です。
プルトニュウムを作り、ついでに発電して原子力発電所と名乗っている・・いわばカモフラージュだと思います。

2燃料プールと廃棄ミサイル

そんな燃料プールに東電は鉄骨を落としました
上のアドレスのYou Tubeを見ると落とすことを知っていないと撮れない画像だと思います。
こんなのが、原発を運転し運転しようとしているわけです。

22廃棄ミサイル
材料の多さから、核ミサイルはプルトニュウム型が主だと思います。
燃料プールでさえ、日本を無くしてしまう威力があります。
廃棄ミサイルはそれ以上に神経を使って管理しなければなりません。
ミサイルになるウランの半減期は7億年、プルトニュウムは24千年。
削減した廃棄ミサイルをこうした時間管理するのは現実的ではありません。
また、こうしたゴミは110万年単位で考えれば、海に捨てようが地下に埋めようが結果は同じなのかもしれません。
一番の処理方法はアジアにばら撒く方法です。
そのままばら撒く(輸出)すると新たなミサイルに転用されますから、あらかじめプルトニュウ練り込んで比率を調整してミサイルに転用できなくしていると思います。
核の平和利用とか言われる軍事作戦だと思います。
蛇足ですが、イランが原発の自国開発を止めれば商業用原子炉を提供するなんて話があったと記憶しています。
核燃料は絶対に核ミサイルに転用できないとう言う自信の表れだとおもいます。
また、ヨーロッパでは原子力事業から手を引く企業が相次いでいます。
アメリカの企業は日本とつるんで表には出ていない印象があります。
将来アジアの原発は、日本、韓国が作くったって結果になるような気がします。
私は貴君と違って歴史はからきしだめですが、世の中きびしいなあ戦後なんて終わらなのではと思われてきました。
オバマさんの核兵器廃絶、原発推進の政策を聞いた時はなにか矛盾していないかと思ったのですが、今は全く合理的な政策だと思います。
原発推進は目先アジアでの推進って意味でしょうけど・・・
アメリカは30年以上原発を作っていません。
*******************

正直上の考え方には私自信疑問もあります。
知識不足もあります。
主につくるのはプルトニュウムだとして上の文章を書きました。
プルトニュウムが核燃料の中心になるべきなのです。
しかし、推論の結果です)ウランが核燃料の中心です。・・

原発燃料の主成分がミサイルできない(ミサイルにならないウランだと言う事実(多分)と矛盾してしまいます。
どうしてか・・

燃料ウランを作り過ぎている?
このウランからプルトニュウ型ミサイルを作っても管理が大変で、冷戦構造が縮小した今意味がない?

するとウランの暴落するはずですが・・???
つまり、イエローケーキの値段が暴落するはずなのです。
イエローケーキの値段はそうしたことは起こっていないようにおもえる。

しかし、そもそもイエローケーキは作られているのだろか?
そして、売買されてるのだろうか?

管理はされているだろうが、北朝鮮のような産出国の出イエローケーキは管理はできない。

ようするに、経済ベースで考えるべき物質ではないのかも?

ウラン燃料は現実に安い。
実際はイエローケーキは暴落している?

昔、安いから原発を動かせって言ってたイイカゲンな経済学者は何故安いのか説明すべきです。時論公論でも安いとか言ってたような。

むちゃくちゃな考え方だが・・
イエローケーキの値段を維持しながら、精製されたウランを安く売っていることになる。
確かにプルトニュウムミサイルにしないウランに価値はない。
プルトニュウムミサイルを欲しがる価値(?)がある。
そのためにイエローケーキの価格維持をする?

それを維持するのはアメリカ国民?
ドルを好きなだけ刷ってきたドルバブルが起こっているってこと?
それで、核兵器廃絶、原発推進ってこと?
アメリカにとって少しタイムテーブルがくるってきたのかも?
・・・
ところで、東京電力のネズミ・・
東電の技術者どう思っているのでしょうね?
人間が挟み込まないとあんな風にはなりません。
あれが高圧側なら定圧側の端子はどんな端子?、また、高圧側なんてうわさ?が流れるの?
東電の技術者は恥を知れと言うのは言い過ぎでしょか?.

.100Vコンセント端子間でゴキブリが焦げていたのを思い出しました。
 幻覚かな?

2013年2月18日月曜日

原子力発電と温室効果


温室効果は第2法則に反しています。
しかも、エネルギー保存則にも反しています。
例えば、温暖化で海の温度が1℃上がったとします。
温室効果は海の温度を1℃上げる莫大なエネルギーを説明できないのです。
温室効果を言う学者はこうした基礎法則を無視して原発推進のために温室効果を主張しています。
彼らは空気のエネルギー密度を計算しておらず、基礎概念である温位についても間違った定義を使い続けています。
温暖化の科学的証拠さえ得られないでいます。
彼らは研究もせず、原子力発電所を推進させろと言っているだけです。
いったい彼らの好奇心はどこに行ったのでしょう。
また、私たちは原子力発電でエネルギーを消費しても温暖化しないと思いこむ我儘な子供といったところでしょうか。


温室効果がまかり通る謎
初めに温度について基礎的なことを確認しておきます。
空気の温度とは、空気粒子の運動エネルギーの平均です。
空気粒子は位置エネルギーと運動エネルギーを持っています。
エネルギー保存則から位置エネルギーが大きくなれば運動エネルギーは小さくなります。
上空に行けば温度が下がってしまうのです。
空気の温度は重力に依存するわけです。
地球の空気は水蒸気による潜熱もあります。
これが地球の大気の構造を複雑にしています。
一方、金星は単純で水のような物質はほとんどありません。
運動エネルギーと位置エネルギーだけと考えて近似できます。
金星の表面に100m近づけば位置エネルギーを失い、1℃温度が上がる割合になっています。
雲と表面の間は約50kmありますから500℃の温度差が必要です。
金星の表面が暑いのはこの為です。

さて、温室効果の根拠は次のようなものです。

地表の温度が放射平衡温度より高いのは温室効果の為です。

しかし放射平衡温度が地表面の温度とする根拠はありません。
あなたがガス惑星の地表面は何処かと問えば間違えがわかります。
私たちは、こんな非科学的な説明を信じているのです。
地表面の温度は地球の中心からおよそ6500kmの温度のことです。
放射平衡温度は、地球の中心からの距離とは関係がありません。
放射平衡温度を中心からの距離Rで微分すれば0になります。
放射平衡温度はRによらず一定の値になってしまうと言うことです。
微分と物理を勉強した高校生なら理解できる事実です。

放射平衡温度は重力の影響を無視しています。
科学者たちはまともに地表の温度の基準となる値を探していません。
こうした状況では温暖化の予想どころか科学的に温暖化している事さえ確かめることはできません。
信じられないでしょうが、気象学とは基礎物理的にこうしたレベルにあるのです。

温室効果は原発を推進する為のトリックです。
何故、原発を推進させる必要があるのでしょうか?
何万発も削減した核兵器のプルトニュウやウランを処理するためです。
核の平和利用と言う名の軍事作戦によりアジアに原子力発電所を作らせ処理をさせるのです。
そのために、温室効果が必要なのです。
方法は、温室効果を研究する学者に研究費を渡し温室効果に科学的権威を与えます。
学者は社会的地位をもらい平然とウソをついて科学的根拠があるように見せかけます。
あるいは、研究費をもらえるので信じ込むしかないのかもしれません。
原発推進派は事実であるかように振る舞い原発を推進します。
アメリカは30年以上原子力発電所を建設していません。
破たんするのが分かっているからです。
彼らが技術力を持っているのはあきらかです。
しかし、アジアに原子力発電所を作るのは日本や韓国です。
破綻が現実となった時、原子力を推進したのは日本や韓国になります。

原子力発電所の燃料に廃棄が使われているのは事実です。
マスコミもこの事実を知っています。
日本経済新聞は報道していますが、こうした事実を私たちは知りません。

残念ながら、私たちは核の平和利用と言う名の軍事作戦の影響かから逃れることはできないようです。

2013年1月20日日曜日

裏ベント一考


原子力発電所の事故原因は何も分かっていません。
原因もわからず。
原子力規制委員会が安全と言えば原子力発電所を動かすといいます。
彼らは、爆発した水素を説明できません。
ヒンデンブルグ号の中の水素は高くても1気圧程度です。
それも水素100%として、です。
窒素70%、酸素30%の大気圧中で爆発に最適な水素の量になったとしてもあのような爆発おこりません。
しかも、ベントのような短時間では最適な水素の量になることはあり得ません。
ベント前、格納容器の圧力は8気圧程度でした。
8気圧にしていたのは水蒸気です。
ベントで出た気体は99%以上水蒸気なのです。
火災が起こるほどの水素が溜まるとしたら、建物の中にある窒素と酸素はほとんど押し出されなければなりません。
ましてあのような、水平方向や垂直方向の爆発はおこりません。

水素に話題を絞ります。
例えば、原子力発電所には巨大なタービンを冷やす水素があります。
圧力は大気圧の5倍です。
格納容器の8気圧と同程度です。
始め、マスコミや専門家はこの水素が原因ではないかと伝えました。
その後、この水素が疑われることはありませんでした。
こうした情報隠しで、水素で冷却するタービンは使われ続けることになります。勿論、水素ではなく水で冷やすタービンもあります。
冷却用水素原因説が無視され、水素冷却のタービンが生き残る事実が残りました。

経済産業省は火災に関する報告書だしています。
原子力発電所には可燃物は一切なく、持ち込みも厳重にチェックされている。
と内容はデタラメです。

これは明らかに情報隠しで、情報操作でしょう。

水素は他にもあります。
興味のある方は「爆発した水素はどこからきたか?」をお読みください。

こうした、水素の存在する明らかにしない原子力規制委員会などに、原発を安全に運転する意志などありません。

さて、本題です。
源発水素爆発と放射能と重なりますが繰り返します。
原発から放射能が漏れた一般的なイメージですが、
1.メルトダウンが起きて水素が発生した。
2.ベントをして水素と放射能が外にでた。
3.水素爆発が起こり大量の放射能が漏れた。
しかし、爆発で本当に大量に放射能がもれたでしょうか?
事実は違います。
爆発を起こしたのは
1号機が
3月121531分(35分との説あり)
3号機が
314111
でした。
次の図をみて下さい。



桁はずれに放射能が漏れているのは正門付近です。



放射能が本格的に漏れたのは15日になってからです。
3150900分の11930μSv/hを最初にほぼ12時間起きに3回のピークがあります。
この規則性は偶然かもしれませんが、人為的であるとも考えられます。

15日、午前06時頃燃料のない4号機で爆発がありました。
爆発と正門付近を比べてみると放射能は爆発とは関係がありません。
正門付近の15日と16日を詳しくみてみましょう。


15日の6時ころから放射能の値が高くなっています。




こうした事実は隠されています。

観測データからすると、燃料を持たない4号機の不可解な爆発により放射が漏れたとするほうが合理的なのです。

次のサイトの写真 5 of 12 を見てください。

左が4号機、右が3号機だと思います。
3号機と廃棄筒を結ぶパイプが外れています。
外から力がかかって外れたとはおもえません。それならパイプは傷つき歪んでいるでしょう。
急な中の圧力変化で外れたと思います。
断定はできませんが、
3号機で裏ベントのようなことが行われ、パイプが外れて、4号機で爆発が起こった。
こんなふうにおもわれます。

東電は、ベントで4号機に水素が漏れてたなどの説明をしていたと思いますが、全く不正確なわけではないのかもしれません。

ところで、圧力容器には水素が注入されたり、水素が発生したりします。
そうした気体はタービンを空回りさせて傷つけますから運転中でも取り除かなければなりません。
その辺のメカは、原発の秘密主義のなか知りようもないと思っていました。
次の図を見てください。


圧力容器からフローグラスとか言うものが伸びています。

フローグラスは圧力容器に溜まった水素やヨウ素を捨てるためだと思います。
途中に弁がありますが、ベント弁ほど大きな弁ではないと思います。
フローグラスに気体を通し格納容器の底にある水に通せばたやすく集められるでしょう。
例えば逆ロート状にすれば集められます。
廃棄物処理系をとおり、そして廃棄筒へと外に捨てられます。

フローグラスの弁を開ければ、いわば裏ベントができるのだと思います。
ベントのために作られたものではないですから、廃棄筒に繋がるパイプに異常な負担をかけて外してしまったことは十分に想像できます。